港湾内で船と陸との間で行われる貨物の積み降ろし作業全般を港湾荷役といいます。
弊社では主に響灘南公共岸壁にて石炭・コークスの港湾荷役を行っています。
近年は時代の要請に基づき、荷役の機械化を図り、高効率の荷役を実現しています。
響灘西倉庫は、北九州市若松区に位置する鉄骨造の物流拠点です。
敷地面積13,082.71㎡の広大なスペースに、3棟の専用倉庫を有し、多様な産業資材の保管・入出庫に対応しています。
倉庫の特徴
• 響灘西1号倉庫(2,000㎡)
重量物や精密機器の保管に適した構造で、丁寧な取り扱いを行っています。
• 響灘西2号倉庫(983㎡)
特殊原料の保管に対応。安全性と効率性を両立した管理体制を整えています。
• 響灘西3号倉庫(4,000㎡)
軽量かつ高頻度で出荷される資材を中心に保管。広い床面積を活かした柔軟なレイアウトが特徴。
また、加工・出荷までの一貫した流れを構築しています。
業務内容
• 特殊機械類の的確な入出庫作業の実施
精密性が求められる機械類の搬入・搬出において、経験豊富なスタッフが安全かつ確実な作業を行い、資材の品質と現場の信頼性を守ります。
特に響灘西3号倉庫は庇面積が広く、雨天時でも安定した入出庫作業が可能です。
• バンニング作業の実施
輸出向けコンテナへの積載作業(バンニング)を現場で対応。貨物の形状・重量・出荷先に応じて、最適な積載配置と固定方法を選定し、輸送中の安全性と効率性を確保しています。
響灘西3号倉庫の広い庇下スペースを活用することで、雨天時でもスムーズなバンニング作業を実現しています。
• 保管荷物の的確な管理
品目ごとの特性に応じた保管方法を徹底し、在庫状況や出荷スケジュールに合わせた管理体制を構築しています。
• 全倉庫への遮熱シート設置による結露防止
温湿度の変化による結露を防ぐため、全倉庫に遮熱シートを設置。
資材の品質保持と作業環境の安定化を図っています。
主に石炭・コークスを保管しています。床面積約700~1000㎡の平屋建て倉庫8棟(延べ約7000㎡)のほか、野積倉庫(3000㎡)を所有しています。
お客様の大切な商品を適正に保管させていただくために、1号~7号倉庫には計量所機能も併設し、入出庫時の数量確定に役立てています。
また、ベルトコンベアやホッパーを採用し、出庫作業の効率化を図っています。
倉庫内付帯作業としては、バラもの商品のフレコン袋詰め作業やナンバリング等を行っています。
お客様のオーダーでユーザー様の元へ石炭・コークス類や建築資材の運送を行っています。
貨物の種類により、10tダンプ、平ボディー、粉粒体運搬車などを使用します。
平成22年に貨物自動車運送安全性評価事業により「安全性優良事業所」に認定されて以来、現在に至るまで認定を継続しています。
野積された石炭・コークスをホイルローダで運搬し、篩分け機を使用してお客様の指示に従いサイズ分けします。
サイズごとに分けられた製品はヤード内に保管し、お客様の指示によりトラックや船舶で出荷します。
| 車両 | 積載量・容量 | 台数 |
|---|---|---|
| ホイールローダ | 0.8m3~3.7m3 | 13台 |
| パワーショベル | 0.1m3~0.7m3 |
7台 |
| フォークリフト | 3t~8t | 6台 |
| トラッククレ―ン | 50t | 1台 |
| グラブバケット | 6m3 | 2基 |
| ボブキャット | 2台 | |
| ダンプ車 | 10t | 4台 |
| 〃 | 4t | 3台 |
| トラック(平ボディー) | 13t | 1台 |
| ユニック車 | 4t | 2台 |
| 粉粒体運搬車 | 13.7t | 1台 |
| スイーパー | 1台 | |
| 散水車 | 1台 |